高校野球でもついにサングラスが解禁
近年、高校野球でのサングラス着用が正式に認められるようになりました。
このニュースを見て、僕は「やっとか」と思いました。
というのも、以前からサングラスの着用には多くのメリットがあり、むしろ着けるべきだと感じていたからです。
実際に今の高校野球を見ていても、サングラスを着けている選手が増えていて、すごくいい流れだなと感じています。
サングラスは「目を守るための道具」
野球は基本的に屋外スポーツです。
強い日差しの中で長時間プレーすることで、目には相当な負担がかかります。
紫外線によるダメージはもちろん、砂やホコリが入ることもあります。
それらから目を守るという意味で、サングラスは非常に有効な「保護具」だと思います。
さらに、強い光が目に入ることで、疲労感が増したり、頭痛につながることもあると思います。
僕自身も子供の野球の応援時にはサングラスは着用します。着けなかった時は、目の疲労や体の疲労感が明らかに違いました。
僕の考えですが、実際に目に強い刺激を受けると、体全体の筋肉が緊張しやすくなり疲労につながりやすくなると考えます。
だからこそ、サングラスを着けることは、体のコンディション維持にもつながると感じています。
パフォーマンス向上にもつながる
サングラスの効果は体「守る」だけではありません。
パフォーマンスの向上にもつながると、僕は思っています。
たとえば、晴れた日に太陽とフライが重なるような場面でも、サングラスがあることで視認性が向上し、キャッチミスの確率を下げることができます。
また、目の疲れが軽減されることで、集中力が持続しやすくなるのもメリットだと思います。
もしかしたら、試合終盤のプレーにも差がでるかもしれません。
小中学生もサングラス着用は「OK」
実は、小学生のソフトボールや軟式・硬式野球、中学生の軟式野球やクラブチーム(ボーイズ・シニア・ヤングなど)でも、サングラスの着用は基本的に認められています。
体の成長段階にある子どもたちこそ、もっと積極的に活用してほしいと思います。
古い価値観にとらわれないでほしい
もしかしたら、中には「サングラスなんかして…」とネガティブにとらえる指導者や大人もいるかもしれません。
いま大事なのは、「選手の目と将来を守る」という視点です。
もし選手自身が「まぶしい」「目が疲れる」と感じているのなら、我慢させる必要はないと思います。
選手が望むなら、指導者は柔軟に対応して認めてほしいです。
そして、保護者としても選手の体を守る立場から、声を上げていくことが大切だと感じます。
サングラスは「健康とパフォーマンスを守るギア」
サングラスはもはやファッションアイテムではありません。
**「パフォーマンスと健康を守るためのギア」**です。
これからの野球界では、もっと当たり前の存在になるべきだと僕は考えています。
特に小中高生の選手たちは、目も体もまだまだ成長途中です。
だからこそ、日差しや紫外線から大切な目を守り、集中力とパフォーマンスを維持するために当たり前のようにサングラスを着ける時代が来てほしいと思います。
【筆者プロフィール】
ナイスバッチ
プレーヤー・保護者・指導経験を活かし、柔道整復師・鍼灸師の視点から野球の疑問や改善点を発信。未来の野球を考えるナイスバッチです。
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