小学生ソフトボールと硬式野球の審判の違い

練習試合と公式試合の基本は同じ

息子が小学校でソフトボールをしていた頃も、ボーイズリーグで硬式野球を始めた時も、練習試合では両チームから審判を出し合い、小さな大会では球審と二塁審判は審判団、一塁審判と三塁審判は保護者が審判をする、上に繋がる公式試合では審判団が担当してくれる、という点は同じです。

小学生のソフトボールとの大きな違い

ただ、小学生のソフトボールとの大きな違いは、

硬式野球のボーイズリーグでは小さい大会や公式試合で審判に出る場合、親は最低1回は審判講習を受けてその時に審判証をもらう必要があることです。

審判講習は年に2回ありますが、希望すれば何回でも受けられます。

審判講習は朝から昼過ぎまであります。

審判講習の費用はチームから出してくれているのかはわかりませんがかかりませんでした。お弁当代はチームから支給されました。

審判講習の会場は毎回変わります。会場が近い時もあれば県外であるときもあります。僕が受けた会場は隣の県で車で2時間くらいのところまで行きました。

熱心なお父さんは何回か行く人もいましたが、僕は1回だけ受講しました。

ソフトボールではこうした講習はありませんでした。

ボーイズリーグに入って初めて「公式試合で審判を務めるには、ちゃんと講習を受けてルールを学ぶ必要があるんだ」と知り、少し驚きました。

野球経験者と未経験者の差

僕のチームや周りの状況を見ると、野球未経験のお父さんが審判講習を受けて公式試合に出ることもありました。

ただ、やはり野球経験者のお父さんが優先的に審判に出ることが多い印象です。

野球未経験のお父さんは、実際に審判をしていると動きや判断に苦労している様子が見えました。

野球経験者でも、審判の動きは意外と難しいと感じる場面があります。

これから硬式野球を始める親御さんへ

これからお子さんを硬式野球に参加させようと考えている親御さんは、次のポイントを覚えておくと安心です。

  • 練習試合で親が審判をする(極稀にお母さんが塁審をしていたこともある)
  • 公式試合で審判に出る場合は、審判講習を最低1回は受ける必要がある
  • 野球経験者のお父さんは、審判に出ることが比較的多い

ボーイズリーグやシニアリーグでは審判講習があります。ヤングリーグやフレッシュリーグについては詳しくは分かりませんが、公式試合で親が審判をする場合は審判講習を受ける必要があります。

僕自身の体験と審判の心構え

正直に言うと、僕は野球経験者でしたが、試合は見ていたい、見守りたいという気持ちが強く、審判は神経や体力を使い、微妙な判定の場面もあるため、内心ではあまり審判をしたくないと思っていました。

でも、一生懸命プレーしている息子の為ならと思い、頑張って審判も務めることができました。

中には、審判をするのが好きで、楽しんでやっているお父さんもいました。

審判講習を受けて試合で審判をやったことによって審判の奥深さや審判目線で野球を見れるようになったり、審判をしてくれている人に対してのありがたさも感じるようになりました。

硬式野球でもソフトボールでも、親が審判をする必要があること、そしてボーイズリーグの小さい大会や公式野球で審判をする場合には審判講習を受ける必要があることを知ってもらえたらと思いブログにしました。参考になれば幸いです。

【筆者プロフィール】

ナイスバッチ

プレーヤー・保護者・指導経験を活かし、柔道整復師・鍼灸師の視点から野球の疑問や改善点を発信。未来の野球を考えるナイスバッチです。

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