■ はじめに
プロ野球中継を見ていると、選手がツバを吐く場面をよく見かけます。
昔からの習慣かもしれませんが、最近特に気になることがあります。
それは「ドーム球場」でツバを吐く選手が多いという点です。
実は、僕自身も子供の頃からプロ野球選手がツバを吐くのをよく見て、汚いなと思っていました。
今もその印象は変わりません。
同じように汚いと感じる人は他にもいると思いますし、子供が見た場合もあまり良い印象を持たないでしょう。
野球人気や野球に対するイメージを考えても、ツバを吐く行為はプラスにならず、むしろマイナスに働くと思います。
■ ドーム球場と屋外球場の違い
屋外球場の場合、天然芝や人工芝でも雨が降ればツバは自然に流されていきます。
しかし、屋根のあるドーム球場では雨が降らないため、
一度吐かれたツバはそのまま残り続ける可能性があります。
正直、あのドーム球場でツバを吐く光景を見るたびに、
「あれって掃除どうしてるんだろう?」と疑問に思ってしまいます。芝のクリーニングを定期的にしているならいいのですが・・・
もし自分が選手なら、あの上にスライディングするのはちょっと嫌かもしれません…。
例えるなら「体育館の床にツバを吐く」のと同じような状態です。
観客から見えなくても、選手がその上を走り回り、
時にはスライディングやダイビングキャッチをすることもあります。
■ 衛生面から見ても問題がある
ツバには雑菌が含まれているので、
衛生的にも決して良いとは言えません。
特にボールがその上を転がったり跳ねたりすることを考えると、
清潔とは言いがたい環境になります。
■ マナーとして考えたい
もちろん、選手にとってツバを吐くのは
緊張や集中の中での“癖”のような部分もあるでしょう。
しかし、ドーム球場という閉ざされた空間では、
**「吐かない配慮」**も一つのマナーとして意識されるべきではないでしょうか。
■ おわりに
スポーツは見ていて気持ちのいいものであってほしいです。
観客も選手も気持ちよく過ごせる環境を作ることが大切です。
野球人気やイメージを守るためにも、マイナスな印象を与えない振る舞いが必要です。
まずはプロ野球界で、こうした細かいマナー意識が広まることを期待したいと思います。
【筆者プロフィール】
ナイスバッチ
プレーヤー・保護者・指導経験を活かし、柔道整復師・鍼灸師の視点から野球の疑問や改善点を発信。未来の野球を考えるナイスバッチです。


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