少年野球やソフトボールを見ていると、
「これはちょっと多すぎないかな?」
と感じる場面に出会うことが度々ありました。
それは、選手が打席に入ってからの指示の多さです。
打席に入ってからの指示は、子どもを混乱させる
実際に何度も見た場面ですが、
選手がすでにバッターボックスに入っているのに、
- 打ち方はこうだ
- それは違う
- もっとこうしろ
と、次々に指導者から声が飛ぶことがあります。
さらにチームによっては、
同じ意味のサインを2種類用意している
というチームもありました。
ただでさえ小学生は、
- サインを覚える
- 緊張した打席に立つ
- 投手やボールに集中する
- タイミングを合わせる
など
これだけでも精一杯です。
小学生にとって、打席はそれだけで情報過多な状況です。
その中で
- 複雑なサイン
- 打席に入ってから一球一球細かい指示
が重なると、
選手は混乱し、目の前のプレーに集中できなくなります。
指導者にお願いしたいこと
バッターボックスに入ったら、
指導者がやることは シンプル でいいと思います。
- サインはできるだけ分かりやすく
- 原則1種類ずつ
もしプレーの指示を出すなら、
- 一言で
- 短く
- 分かりやすく
- 頻度は少なめ
こういた内容の方が選手はプレーしやすいと思います。
伝えたいことがあるなら、
- 日々の練習中にしっかり伝える
- 試合前のミーティングで共有する
試合中は、練習通りに思い切ってプレーさせる。
その方が、
選手はのびのびと力を出しやすくなり、
結果的にプレーの成功率も上がったり、
活躍できたり、
チームとしても勝ちにつながりやすくなると思います。
保護者の方にも大切な役割がある
もう一つ、よく見かけるのが
応援席からの保護者の指示です。
- 「今のはこうだよ!」
- 「次はこうしなさい!」
この声かけも、
選手が混乱する大きな原因になります。
もし、
- 指導者の指示
- 保護者の指示
が違っていたら、
子どもはどちらを信じていいか分からなくなり、混乱します。
普段から子どもたちを見て、
一緒に練習しているのは指導者です。
だからこそ、
試合をコントロールする、指示をするのは指導者の役割であり、
保護者はそこを信頼して任せることが大切だと思います。
保護者は「応援」に徹する
保護者の役割は、指示ではなく応援です。
- 「ナイスプレー!」
- 「ナイスキャッチ!」
- 「ナイスピッチング!」
- 拍手をする
- 雰囲気をよくする
こうしたプラスの声かけは、
選手の力になります。
指示を減らすことで、
監督の迷いなくサイン通りの動きをし、
状況によっては子どもは自分で考えたりし、
試合中は思い切ってプレーできるようになると思います。
すべてのチームがそうではないけれど
もちろん、
すべてのチーム・指導者・保護者がそうだとは思っていません。
ただ、
実際に「指示が多すぎる」と感じる場面があるのも事実です。
だからこそ、
子どもが主役で、
プレーに集中して、
思い切って野球やソフトボールができる環境になっているか。
指導者、そして保護者の方々には、
一度立ち止まって考えてもらえたらと思います。


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